学校ムリでもここあるよキャンペーン2024が始まりました!
目次
- 学校ムリでもここあるよキャンペーンって何?
- 開催期間
- 開催場所・参加団体
- 家から出られない子はどうしたらいいの?
- こどもに「死にたい」と言われたら
学校ムリでもここあるよキャンペーンって何?
学校ムリでもここあるよキャンペーンは、こどもの自死が急増する夏休み明けに学校以外の安心できる居場所や相談先を無料で紹介することにより、こどもの命を守るキャンペーンです。
開催期間
このキャンペーンでは、2024年8月19日(月)〜9月9日(月)の期間中に「学校ムリ」という子も無料で利用できる「居場所」を地域やできることなどで探せるようになっています。
紹介している居場所には、「フリースクール」や「冒険遊び場」「子どもを支援する団体」「カフェ」など…いろんな種類があります。それぞれに特ちょうや個性はいろいろ! どんな場所なのか、行き方、やっている日、できる事や君たちへのメッセージなども紹介しています。
チャットやメールなどで悩みを相談できる場所もあるよ。
また、このサイトで紹介する居場所の運営者は、子どもたちを安全に見守るための研修を受けています。 詳しくは居場所に掲示してある「セーフガーディング」のポスターを見てみてください。
開催場所・参加団体
全国のたくさんの団体が参加しています。詳しくは公式サイトでご確認ください。学校ムリでもここあるよキャンペーン2024
HANASOWと繋がるSOWも参加していて、8/27と9/3は初めて参加するこどもは無料です。
家から出られないこどもはどうしたらいいの?
居場所に行きたくても家から出られない子もたくさんいると思います。オンラインで繋がることのできる居場所もたくさんあります。
中でも、「生きるのがしんどいあなたのためのWEB空間 かくれてしまえばいいのです」はおすすめです。https://kakurega.lifelink.or.jp
こどもに死にたいと言われたら
自死を選んだこどものSOSは、非常に見えにくく気づきにくいです。自死をする前、一番多い発言が「学校にいきたくない」なのだそうです。
自分のこどもに「死にたい」と言われると、親はとてつもないダメージをうけます。それは想像以上に苦しく自分を保つことが難しいほど落ち込みます。かつて私も小学生の我が子に言われた時には取り乱し不幸のどん底を経験しました。「死にたい」と言われた時、「そんなこと言わないで!」と泣いて抗議している時期はずっとネガティブな言葉を吐き続けていた我が子でしたが、親が色々な相談機関に相談して(今思えば参考にならなかったアドバイスもありましたが)こどもの発言に対して「死にたいほどつらいんだね、話してくれてありがとうね。」とつらい気持ちを認めることで死にたい気持ちが小さくなっていったように思います。もしかしたら、まだ死にたい気持ちは持っているのかもしれないけど、もう少し生きてみようかなと思ってくれていたら良いなと思います。
もし死にたくなるほどつらい思いを抱えているこどもに「死にたい」と言われたらその気持ちを認めて、たくさん話をきいてあげてほしいです。
もうすぐ来る夏休み明け、全てのこどもたちが守られますように。